返ってきたPCのメンテナンス

知り合いに貸してたゲーム用PCが返ってきた。温度警告が出てた原因は、ケースやCPUクーラー内にホコリが溜まってたせいらしい。掃除に結構時間がかかった。ついカッとなって掃除機を2台買ってしまった…のはさておき

掃除後に動作試験してみたら動くには動いたのだが、メインボードとビデオカードがコイル鳴きしてた。大音量ではないがキーンという甲高い音が鳴り続けるので、ずっと聴いていると耳鳴りになってしまう。耳鳴りは直らない病気なので非常に怖い。

メインボードは2003年3月に出たNF7-S Rev2.0で、改造なしでBIOSからCPU倍率とFSBを変更できるのが特徴だった。nForce2チップセットのSoundStormで、ゲーム等の効果音をリアルタイムでドルビーデジタルエンコードしてSPDIF出力することができた。電源まわりも含めて、この世代の製品としては優れていたと思う。SocketAの鉄板マザーだ。

ビデオカードは2004年5月に出たRADEON X800 PROで、Shader Model 2.0世代としては後発の製品だった。性能と消費電力のバランスが当時のnVidiaよりはマトモだったと思う。しかし使ってみるとウィンドウモードでの3D描画機能がイマイチなのと、アスペクト比固定の解像度変更ができないのが微妙に困るシロモノだった。当時もっとマシな選択があればこのカードは買わなかったかもしれない。

自宅鯖が似たような構成なので色々組み替えて試してみたが、電気代の観点からも健康の観点からもこの2つのパーツは捨てた方がいいという結論になった。

露店用PCに使う予定だったけど、別途新しく組まないとダメかぁ…。掃除機を買ったのは失敗だったかもしれない