体調管理メモ

風の強い時期が過ぎました。この季節は陽気と湿気が強くなります。湿気の影響で体に不要な水分がたまりやすく、陽気の影響で胸や頭に血が上りやすくなります。発汗や情緒の乱れがでて、心陽と心陰のバランスが崩れやすくなります。緊張してエネルギーを浪費すると胃腸の働きは鈍くなり、悪循環を起こします。風邪を引きやすい体質にもなっているはずです。
唾液が多い、腰から下の冷え、だるい、むくみや間接の痛み、発汗異常、鼻水や痰、口内炎、高血圧、息切れ、動悸、めまい、不整脈、不眠、精神の異常 などの症状が出やすい季節です。
体内の湿気を調節するには、体を冷やさない、午後はあまり水分を取らない、甘いものを控えて天然塩を適度に取る、等の対策を取ります。
体内の陽気を調節するには、中医学でいう陰を養います。涼性の食材や酸味の食物を取ると良いでしょう。南瓜、冬瓜、西瓜、胡瓜、緑豆、大豆、その他新鮮な野菜、豚肉など。ただしなるべく冷やさず、暖かい状態で食べるようにします。